毎日ポニョの歌を歌いながら0歳児の沐浴をしている新米パパ、たまいちです。
赤ちゃんが生まれて間もない時期は、大人と同じお風呂に入れない為「沐浴」が必要。
どの程度力を入れていいのかもわからない赤ちゃんを全裸にして体を洗う沐浴…、特に初めてのお子さんの場合は不安でいっぱいですよね。
うちでは僕が沐浴担当。最初の数回は緊張で失敗もあったものの、最近では沐浴は赤ちゃんと最高に気持ちの良いコミュニケーションの時間だと感じています。
この記事では、新米パパの初沐浴が安心して行えるよう、我が家の失敗談や実際に使って良かったグッズを紹介します。
基本的な沐浴の流れ

まずは基本的なパターンを知っておきましょう。(うちの沐浴スタイルは後で紹介します!)
基本的な沐浴
- ベビーバスや洗面台に38〜40℃程度のお湯をためる
- 赤ちゃんの服を脱ぎ、顔や体をガーゼで軽く拭いて汚れを落とす(特に首元・耳の裏)
- 身体にタオルをかけた状態でゆっくりお湯に入れる
- 泡せっけんで顔 → 頭 → 胸 → 腕 → 足 → 背中 → おしり を1か所ずつ順番に洗う
- 泡せっけんが体に残らないよう、新しいお湯で洗い流す
- バスタオルでしっかり水分を拭き取り、すぐにおむつ・服を着せる
基本的な沐浴の必要物品
- ベビーバス・洗面台など湯舟代わりになるもの
- 赤ちゃん用泡せっけん
- タオル(沐浴中、体にかけておく用)
- バスタオル
- おむつ
- 着替え
赤ちゃんの沐浴の流れは「赤ちゃん 沐浴 方法」で調べれば色々な動画が出てくるので、どれを参考にしてもらっても良いと思います。
また沐浴の細かい手順についてはケースバイケースになってくる事が多いのでそこまで頭に叩き込まなくて良いです。大体の流れだけ頭に入れとけばOKです。
どれだけ覚えていても最初の沐浴はなかなか覚えた通りにはいきませんから。
初沐浴の失敗と我が家の沐浴スタイル

我が家の役割分担としては、パパが沐浴担当、ママが体拭きや着替えを担当。
産後のママは体調も万全ではないので、この分担は自然と定着していきました。
我が家では、お風呂場の床にベビーバスを置いて沐浴をしています。
初沐浴の時は、産院から教えられた手順や動画を何度も何度も見直してから沐浴しましたが、結局かなり失敗してしまいました…。
初沐浴で失敗したポイント
- 裸の赤ちゃんをぶつけたり傷つけたりしないか緊張でかなり時間がかかった
- 片手で赤ちゃんを支えながら洗うため、常に前かがみの姿勢で後から腰にきた
- 頭にお湯をかけたら、むせながら泣き叫んでかなり焦った
- 泡せっけんなどを手の届く範囲に置くのを忘れていた(沐浴中は動けない)
- 最後体を流す為のお湯を用意していなかった(洗った後の湯舟はせっけんモコモコ)
最初はパパも慣れていなくて応用が利かない為、小さなポイントでも大きな失敗に繋がりやすかったですね。できれば事前に沐浴のシミュレーションはしておいた方が良いと思います!
我が家の沐浴スタイル
我が家では先ほどの初沐浴での失敗を踏まえて、
- 沐浴中のパパは常に片膝立ちで腰痛予防。
- 物品は全て手を伸ばせば届く場所に用意。(風呂のふたの上に全部並べました)
- 最初から洗面器に少し温かめの流し湯を用意。
- タイマーを5分と8分でセットし長湯防止
という対策をとる事で、沐浴がスムーズに行えるようになっていきました。
そしてそれだけではなく、パパ・ママの独断と偏見により、我が家の沐浴スタイルはかなり簡素化されていきました。簡素化されたポイントは以下の通り。
- ガーゼで汚れを拭く⇒手洗いで良い
- 身体にタオルをかける⇒体にも湯をかける事を常に意識すれば良い
- 泡せっけんで洗う⇒沐浴材を使用して、泡せっけんは2日に1回で良い
面倒くさいから手間を減らしたというわけではありませんよ!(怪しいですが)
ガーゼで汚れを拭いてもあまり取れなかった事、身体にタオルをかけていると濡れたタオルが冷えてきて逆に寒そうだった事、泡せっけんで毎回洗うと皮膚が荒れやすかった事などを考慮したらこんな手順になっていきました。
これが正解というわけではないのであくまで参考程度に考えてくださいね。
実際に使って良かった沐浴グッズ

我が家の沐浴をスムーズにするために、実際に役立ったグッズを紹介します。
ベビーバス
これは必須グッズだったなぁと思います。
初沐浴の前に洗面台で沐浴をする動画を観ていたので、いるかな??と思っていましたが、実際に使ってみると赤ちゃんにとってはかなり広々としていて、しっかり体を温められるし、我が家が買ったのは空気を入れて膨らませるタイプだったので柔らかいベビーバスは安心感がありました。
沐浴材(洗い流し不要タイプ)
めちゃくちゃ便利です!せっけんで肌が荒れてしまう子にもおすすめしたいですが、赤ちゃんが泣いている時でも短時間で沐浴を終えられる為、我が家では重宝しています。
赤ちゃんが泣いている時に顔を泡せっけんで洗うのはなかなか怖いですからね…。
赤ちゃん用泡せっけん
せっけんは泡タイプのものがおすすめです!泡で出てくるタイプは片手でもとても使いやすい!
我が家は基本沐浴材スタイルですが、やはり汗がたまりやすい箇所や陰部は、皮膚の状態をみながら赤ちゃん用泡せっけんで清潔を保てるようにしてます。
一番いらなかったグッズ
逆に「これ一番必要なかったなぁ」と思ったのがお風呂の温度計。ぶっちゃけ最初の1回しか使いませんでした。
いや、もちろん温度を測れるから安心にはつながりますよ。でも沐浴している間にもお湯の温度はどんどんと変わっていきます。その都度温度計を確認してお湯を足したりなんて事をしている間に沐浴は終わります。
結局大人の手首や肘の内側でお湯の温度を確かめるのが一番わかりやすいと思います。
赤ちゃんのお風呂グッズは本当に色々なものが紹介されますが、全部買っておく必要はなく、自分たちの沐浴スタイルに合ったグッズを後から追加で揃えていくのが良いと思います。
沐浴でヒヤッとした失敗

沐浴で一番ヒヤッとした失敗は赤ちゃんをお湯にくぐらせてしまったこと。
「お湯が耳に入って外耳炎とかになったらどうしよう」「飲んだお湯で肺炎とかになったらどうしよう」と本当にめちゃくちゃ焦りました…。
ひとまず沐浴を終えてから調べてみると、同じような体験をした新米パパやママは意外と多く「子供が普段と変わらない様子であれば大丈夫と思われる」という事がわかって安心できました。
どんなパパ・ママでも失敗してしまうことはあります。僕の友人パパは沐浴後にお風呂の扉に子供の頭をガツンとぶつけてしまったそうです。その時も病院へ行って何も異常が無く一安心だったとのことでした。子供って思ったよりたくましいものですね。
沐浴は最高のコミュニケーション
僕は最近、沐浴は赤ちゃんとの最高のコミュニケーションの時間だと思っているんです。
長い間羊水の中に浮かんでいた赤ちゃんにとって、沐浴の時間ってめちゃくちゃ気持ちよくて安心できる時間だと思うんですね。
そんな気分が良いタイミングで楽しい声をかけられたら赤ちゃん絶対うれしいと思うんですよ。
最初の頃は余裕がなかったけれど、慣れてきてからはポニョの歌を歌ったり、「温かいね〜」「気持ちいいね〜」「今日も1日楽しかったね~」「ママとパパは君を愛してるよ~」などの声をかける余裕が生まれたり、ポニョの歌を歌ったり出来るようにました。
赤ちゃんの沐浴に正解はないけれど、出来るだけ赤ちゃんに安心感を与えられるという良いな~と思いながら毎日チャレンジしています!
まとめ
新米パパ・ママの初沐浴に失敗もつきもの。だんだんと赤ちゃんとの大切な時間に変わっていきます。
僕がこの記事でお伝えしたかったのは、「動画やマニュアル通りでなくても大丈夫」「赤ちゃんが気持ちよく清潔になれればOK」ということです!
実際に我が家の沐浴(手でなで洗い・タオルなし・沐浴材使用でせっけん洗いは2日に1回)について保健師さんに聞いたところ「赤ちゃんの肌トラブルが起きたり浴室が寒すぎたりしなければ大丈夫」「赤ちゃんは意外と頑丈だよ」と仰って頂けました。
今しか経験できない赤ちゃんとの沐浴の時間を存分に楽しんでくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント