こんにちわ。うちの子の夜泣きに、いつか近隣住民が怒鳴り込んでこないか震えるたまいちです。
赤ちゃんのいる生活って、想像以上に泣き声がずっとついて回りますよね。
特に賃貸マンションに住んでいるパパママは「赤ちゃんの泣き声ってどれくらい響いてるの？」「隣や下の階に迷惑をかけていないかな…」「隣に壁ドンされたらどうしよ…」と心配になっている人も多いことでしょう。
先に僕の持論を言っておきます。赤ちゃんの泣き声は決して悪いことではありません。むしろ元気に成長している証です。隣の部屋の、下の部屋の、周囲の大人が我慢すればいいだけの話です。誰であろうと赤ちゃん時代があって、泣き声をあげてきたんですから。
まぁですが、壁一枚を挟んだだけの場所に他人がいる賃貸生活では、どうしても「泣き声が響いてるかも…」という不安と向き合う必要もありますね。
この記事では、賃貸マンションにおける音の伝わり方から、実際の響き具合を確かめる方法、そして防音対策やご近所との関係づくりまで、赤ちゃんを育てる家庭が知っておきたいポイントをまとめました。「赤ちゃんの夜泣きが響いてないかどうしても気になって仕方ない」というパパママは是非とも参考にしてください！
賃貸マンション構造ごとの「音の伝わりやすさ」
一概に賃貸マンションといっても「泣き声がどれだけ響くか」は構造によって大きく変わります。まずはご自身の住んでいる賃貸マンションの構造を調べてみましょう。
木造
アパートや戸建てなどに多い。柱や梁などが木で作られており、壁や床も比較的軽量な素材が使われます。そのため遮音性能は弱く、赤ちゃんの泣き声や足音が響きやすいです。
木造構造で、壁越しに隣人のテレビの音や会話が聞こえているなら、赤ちゃんの泣き声も伝わっている可能性が非常に高いです。
鉄骨造
木造に比べれば防音性が高いですが、吸音材を使用している建物とそうでない建物で防音性に大きな差がある。これが一番泣き声が響いてるかわかりずらいですね。
鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造
一般的に「防音性が高い」とされるのがこのタイプ。コンクリートは厚みがあり、木造や鉄骨に比べれば格段に赤ちゃんの泣き声は響きにくくなります。ちなみにたまいちの住んでいる賃貸もこのタイプですが、隣室の音はほとんど聞こえない為、０歳児育児にはかなりおすすめです。
物件情報を調べれば「木造」「鉄骨」などの表記が出てくると思います。わからなければ仲介会社に聞いてみればすぐに教えてくれるので確認してみましょう。
泣き声がどの程度響いているのかを確かめる方法
構造による違いはあれど「赤ちゃんの泣き声がどれくらい響いているのか」は実際に確かめてみないと分かりません。
パパママが心配しすぎているケースもあれば、逆に「思った以上に響いていた」というケースもありえます。ここではすぐに出来る確認方法を紹介します。
実際に部屋の外に出て確認する
もっともシンプルで効果的なのが、泣いているタイミングで自分が部屋の外に出てみることです。
- 玄関ドアの前でどの程度聞こえているか
- ベランダではどの程度聞こえているか
- マンション前の道ではどの程度聞こえているか
こういった場所から確認することで、赤ちゃんの泣き声がどう聞こえているかをご近所さんと同じ聞こえ方で把握することができます。
たまいちも賃貸マンションの２階に住んでいる為調べてみたところ、ギャン泣き中の赤ちゃんでも玄関ドアの前・アパートの外にはほとんど聞こえませんでした。
そのかわりベランダにはすごく泣き声が響いていて、隣の部屋の窓寄りの場所にはかなり聞こえているかも…？という事がわかりました。
日中と夜間では体感差も大きい
赤ちゃんの泣き声は、同じ音量でも時間帯によって感じ方が大きく変わります。
日中は生活音や外の環境音に紛れてあまり気にならなくても、夜間の静けさの中では泣き声だけが強調されてしまいます。眠ろうとしている時なんかは小さな音でも気になってしまいますもんね。
夜中の泣き声が気になる場合は、昼と夜の両方で外に出てチェックしてみると良いでしょう。
スマホの騒音計アプリを活用する
外に出て確認した上で「かなり響いているのかも…？」と心配が増したら、騒音計を使用してみましょう。スマホで検索すれば無料の騒音計アプリも出てくるのですぐに使えると思います。
以下はデシベル値の大体の目安です
- ささやき声…約30db
- 換気扇…約50db
- 普通の会話…約50～60dB
- テレビの音量（中くらい）…約60～70dB
- 赤ちゃんの泣き声…約80dB
一般的に50db以上だと「不快な音」、80dBを超えると「かなり大きな音」とされています。
先ほどのように部屋の外・マンションの外・ベランダに出てから測定してみましょう。
赤ちゃんの泣き声を意識しすぎていると、自分の耳では実際の音量より大きく感じてしまいがちです。数値で把握する事で「ご近所さんに聞こえている正確な音量」を把握できますし、今後の対策を考える上での大事な材料になるでしょう。トラブルに発展した場合でも音量を数値で証明できると心強いですよ。
防音グッズとレイアウトでできる防音対策
賃貸マンションでは大掛かりなリフォームは行えないため、手軽に取り入れられる防音グッズやレイアウトの工夫が防音対策のメインになります。赤ちゃんの泣き声が少しでも和らぐようにすることで、パパママの安心感もぐっと高まります。
防音マットやカーペットの効果
子供がハイハイの時期などは、下の部屋に床から泣き声が直接響いてしまうことも。そんなときに有効なのが 防音マットや厚手のカーペット。
床に伝わる音を吸収・分散してくれる。赤ちゃんをかまっている時の大人の膝歩き音や床に座った時の音もやわらげる。赤ちゃんが転んだときの安全性アップにもつながる。最初サイズを測ったり敷いたりは面倒ですが、結構良いこと尽くめですね。
たまいちの住んでいる賃貸はフローリングの為、赤ちゃんがいる部屋だけは全面防音カーペットを敷きました。
窓際の遮音
泣き声は壁や床だけでなく、窓を通じて外に抜けている場合も多いです。
そこで実際に行って効果があった方法が防音カーテンと隙間テープ。防音カーテンはニトリで買って付け替えました。隙間テープは窓の隙間を埋めるようにかるくはりつけておきました。ちなみにこれらは防音だけじゃなく断熱にも一定の効果があるみたいで一石二鳥でした。
ベランダに聞こえる赤ちゃんの泣き声もちゃんと激減していたので、簡単に出来る効果的な対策ですね。
家具配置で音の伝達を和らげる方法
実は、家具の置き方も赤ちゃんの泣き声の響きにかなり影響します。
- 隣室との境界になる壁には本棚やタンスを配置すると防音壁の役割を果たす
- 赤ちゃんの場所は出来るだけ窓際から離れた場所にする
- ベビーベッドを壁から少し離すことで、壁を通じた音が伝わりにくくなる
- 大きめのソファやマットは、部屋全体の反響音を減らす効果もある
家具配置による対策は、効果を確認することもできないので、気分転換ついでに行うと良いかと思います。
赤ちゃんの泣き声の響きを完全に消すことはできませんが、こういった対策をしているというだけでも不安はぐっと減らせることでしょう。
泣き声を気にしすぎないための工夫
ここまでいくつかの賃貸での赤ちゃんの泣き声対策を紹介してきましたが、元気な泣き声は赤ちゃんの健康の証であり、本来喜ぶべきものなのです。
パパママの心が疲れ切ってしまわないように、赤ちゃんの泣き声を気にしすぎない工夫を取り入れることも大切だと思います。
扇風機やホワイトノイズで和らげる
赤ちゃんの泣き声だけが際立つと「響いている」と感じやすくなります。そこで役立つのが扇風機の音やホワイトノイズ。
- 扇風機の「ブーン」「サーッ」という音は、泣き声を柔らかく紛らわせる
- ホワイトノイズ(波の音など)を流し続けておくだけで少しリラックスできる
「音を音で包む」この方法は心理的にはかなり効果的。たまいち家ではYOUTUBEで起きてる間中、リラクゼーション音楽を流し続けています。
完全な防音は不可能と理解する
どれだけ工夫しても、赤ちゃんの泣き声をゼロにすることはできません。
泣くのは自然な行動であり、言葉の代わりにパパママへ何かを伝えているサインです。
「ご近所さんには、赤ちゃんの泣き声が聞こえるのは仕方のない事、と思ってもらおう」と考えることで、必要以上にストレスを感じずに済みます。賃貸マンション暮らしではお互いの生活音は多少聞こえるもの。赤ちゃんの泣き声だけが特別に迷惑になるわけではないのですから。
気持ちを支える「気にしすぎない視点」
泣き声を気にしすぎてしまう背景には「ご近所に迷惑をかけて嫌われたらどうしよう、怒られたらどうしよう」という不安があります。
しかし多くの場合、ご近所さんも赤ちゃんの存在を理解してくれているものです。子育て経験者であれば「懐かしい音」と感じる人も少なくありません。
- 自分一人で抱え込まず、パートナーや家族と気持ちを共有する
- 子育て経験者にどうしていたか聞いてみる
- 地域の子育て支援センターに悩みを話してみる
こうした小さな相談を重ねることが、泣き声への過度な不安を和らげてくれることでしょう。
泣き声は消せなくても、不安やストレスを軽くすることはできます。パパママ自身が安心していられること、安心して子育てが出来ることが、赤ちゃんにとっても大切なのですから。
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ご近所との良好な関係づくり
最近では入居時のあいさつなどもしないことが多くなっていますね。ただ、ご近所との関係性を良好に保つこともトラブル回避にとても有効です。
事前に赤ちゃんがいることを伝える
入居時や赤ちゃんが産まれた時は、赤ちゃんがいることを隣人に軽く伝えておくと良いでしょう。
- 「夜泣きなどで音が出るかもしれません」と伝えるだけで、相手の心構えができる
- 事前に一声かけてくれた、というだけでも不満が解消されやすくなります
こういった信頼関係を築くためのちょっとした気配りが大きなトラブルを回避してくれます。
赤ちゃんが生まれた時の挨拶・手紙の例文
赤ちゃんが生まれた時のあいさつまわりをするかどうかってめちゃくちゃ悩みますよね…。どんな人が住んでるかもわからないから正直怖いですからね。たまいちはチキンハートなので、赤ちゃんが生まれた時、手紙を書いて両隣・上下の部屋の郵便受けに投函しておきました。
手紙の内容
「〇号室の〇〇と申します。突然のお手紙すみません。この度子供が産まれた為、泣き声などでご迷惑をおかけしてしまうかと思います。気がかりなことがこざいましたら遠慮なく教えて頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します」
ちなみにお返事の手紙を返してくれた方もいました。
お返事の内容
「〇号室の〇〇さんへ。ご出産おめでとうございます。子育て大変だと思いますが、頑張ってください。子供が泣くのが当たり前なのでお気になさらずに」
なんと一番心配だったお隣の部屋の方からでした。その手紙は今でも大切に保管して、夜泣きがひどい日に時々見返しています。
あいさつや日常的な関わりの安心効果
最近は同じマンション内でもあいさつもしない人が多いですが「すれ違った時は笑顔で会釈をする」ことを心掛けるだけでも近隣との関係性は変わってきます。
先手のコミュニケーションでお互いの信頼関係を作ることが、トラブル回避には効果的ですので。
もちろん、トラブルを恐れて過度に下手に出た会話をする必要はないですよ！安心して子育てできる環境を作る為に、小さな配慮とあいさつ程度はがんばろ～位の気持ちで良いと思います。
まとめ：賃貸でも安心して赤ちゃんを育てるために
賃貸マンションで赤ちゃんを育てると、泣き声が響くことへの不安は避けられません。しかし実際の響き具合や防音の工夫、トラブル回避の方法を知る事でその不安は大きく和らげることができます。
- 構造を理解する：木造・鉄骨・鉄筋鉄骨コンクリートで遮音性は大きく異なる
- 響き具合を把握する：実際に部屋の外へ出て確認。騒音計アプリで確認。
- 防音対策を取り入れる：防音マット・カーペット、遮音カーテン、家具配置で工夫
- 気持ちの切り替えも大切：完璧な防音は不可能と理解し、気にしすぎないようにする
- ご近所との信頼関係作り：事前の伝達や日常のあいさつで安心感を作る
赤ちゃんの泣き声を無くすことを目指すと、不可能で疲弊していくだけです。赤ちゃんの泣き声とうまく付き合っていく、ご近所さんにも理解してもらう。という考え方で、賃貸でも安心して赤ちゃんと暮らせる環境を作っていきましょう！
賃貸で赤ちゃんの泣き声に悩むパパママたちの心が少しでもかるくなる事を祈っています！最後までご覧頂きありがとうございました！
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