「育休中の夫」がストレスになる理由と良い過ごし方とは

育児
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「夫が育休で毎日家に…。正直出て行ってほしいです。」とSNSで呟かれていないか怯えている、育休中のパパたまいちです。

「夫が育休を取ったけど、育児も家事も、言動全てが気に障る」「夫を嫌いなわけじゃないけど、イライラが止まらない」「あれ?嫌いなのかも?」と悩むママは多いのではないでしょうか。

一方、パパ側はパパ側で、「家事は半分やってるし」「趣味も我慢して家にいるし」「おむつもミルクも手伝ってるし」と、やってるつもりでいることでしょう。

でも、育休中の夫の過ごし方の「正解」は、「どれだけ手伝ったか」ではなく、妻が「身も心も休められた」と感じたかどうかなのです。

この記事では、妻が育休中の夫にどんなストレスを感じているのか、そのストレスを減らすために夫はどう過ごせばいいのかを新米パパの視点で紹介していきます。身近に育休中のパパがいる方は、ぜひともこの記事を見せてやってください。笑

【この記事でわかること】

育休中「助かる夫」の特徴がわかる
妻が育休中の夫にストレスを感じる理由がわかる
ストレスを生まない夫婦の過ごし方がわかる

結論:育休中「ストレスな夫」と「助かる夫」の違い

育休を取った夫の過ごし方って、

  • 育児にかなり協力的なパパ
  • 何もせずに家にいるだけのパパ
  • 休みだヒャッホイ!趣味にも使うぜ!なパパ

など、本当に人それぞれですよね。パパ視点で考えると「育児に協力的なパパ=正解」に見えますが、実はそうでもないんです。

例えば、育児に協力的なパパでも、

  • 家事はほとんどできない
  • 育児もあぶなっかしくて、ママが見ていないと不安

という状態だと、結局ママはまったく休めません。

逆に、育休中に趣味や自分の時間を大事にしていたパパでも、

  • しっかり家事や育児の役割をこなしている
  • ママに同じくらい、もしくはそれ以上の一人時間を確保している

のであれば、夫婦関係としては意外と円満だったりします。

結局この違いは、

妻が「身も心も休められた」と感じているかどうか。

そして、人は自分と同等かそれ以上に信頼できる人にしか、本気で任せて休むことができません。

なので「育休中の夫がストレス…」と思われないために、パパ側に必要なのは

ママと同等かそれ以上の生活技術を持ち、育児家事を当事者意識を持ってこなすこと。

これが育休中の夫のゴールです。まぁでも、これだとふわっとしているので、次は具体的に「何が妻のストレスになっているのか」を見ていきましょう。

妻が育休中の夫にイライラ・ストレスを感じる理由

「割とやってるはずなんだけどなー」と思ったパパは、ここからの項目を、自分の過ごし方に照らし合わせて読んでみてください。

妻だけが家事担当

育休中なのに、仕事の日と同じように妻だけがメインで家事をしているなんてことになっていませんか?

育休中のパパは、ママと同じだけ家にいて、使える時間もママとほぼ同じ条件にいるはずです。なんなら産後のママは、体力的にも精神的にもダメージを負っている状態なんですから、パパの方が圧倒的に余裕があるはず。

それなのに、

  • 料理や洗濯などの家事全般
  • ゴミ集め、机拭き、などの見えない家事
  • 子どもが泣いた瞬間の対応・ミルクやおむつ

これらが、なんとなく全部ママになっていませんか?

妻からすれば「この人、育休って言ってるけど、いないも同然じゃん…」という気持ちになってしまいますよね。

パパの「うまくできないから」はただの言い訳にしか聞こえません。ママだって完璧にできているわけではなく、毎日の中で少しずつ覚えて、今できているだけ。

産後のママは、本当に体調もメンタルもボロボロです。育休をとって家にいるのであれば「家事は全部任せろ!」ぐらいの気持ちでいるべきだと僕は思っています。

「言ってくれればやるよ!」発言

夫側としては、かなり善意のつもりで言っているかもしれない、この一言。

「言ってくれればやるよ

これは妻からすると「言わなきゃやらないってこと?」「育休とって家にいるのに、全部わたしに把握しろってこと?」とストレスを感じる原因に。

家事や育児が回っていないと困るのは、パパもママも同じ。それなのに、毎回ママが「何を」「どのタイミングで」「どれくらい」やってほしいか、「指示」しないと動かないとなるとママの手間はむしろ増えています。

育休を取っている夫は、育児家事を手伝う人ではなく、目の前で育児家事をこなしている妻と同じ立場の親です。

「何をすればいいか言われないとわからないよ…」などと思っている時点で間違っています。「今、自分からできることは何か」を考えて自分から動くのが正解です。というかパパだって仕事中に同僚からそんな発言されたらむかつきますよね笑。それと一緒です。

妻にストレスを感じさせない為には、育児家事を自分のタスクだと認識して、取り組んでいく必要があるんですよ。

パパとママの睡眠時間の差

ミルク中心か、母乳中心かによっても変わると思いますが、夜泣きや夜間授乳の対応、どう分担していますか?夜中は全部ママ任せにして自分だけ寝ていませんか?

育児中の睡眠不足は、体調やメンタルに直結します。妻が小さなことでもイライラしていると感じるのだとしたら、それはしっかり休めていない証拠ですよ。

  • 夜中ほとんど眠れていないママ
  • 毎日まとまった睡眠がとれているパパ

こんな不公平な状態が続くと、ママの中で「なんで私だけこんなにしんどいんだろう」というストレスも蓄積していきます。ママの睡眠時間を守ることも育休中のパパの大事な役割のひとつです。

例えば、

  • 夜の授乳が混合やミルクなら、交代制にする
  • 夜泣き対応を「今日はパパ」「明日はママ」と日替わりにしてどちらかはしっかり寝る
  • 夜眠れていない側は、日中どこかで「昼寝タイム」をとれるようにする

など。夫が育休を取っているなら、妻の睡眠時間を増やす工夫は色々とできることがあると思います。

数日間でもいいので、夜中の授乳や夜泣き対応をフルで連日やってみると、どれだけしんどいか、どれだけ妻の負担が大きかったのか実感できると思いますよ。

パパとママの自由時間の差

育児も家事もしっかりやっている。睡眠時間もだいたい同じぐらい確保している。でも、妻はストレスを感じているみたい…。そんなときに考えてほしいのが、自由時間の差です。

育休中の夫がよく言いがちなのが「育児も家事もやってるんだから、ゲームくらいやらせてよ」「やることやったしちょっと出かけてくるわ~」という

「完全な自由時間をもらうぜ発言」

それってママからすると、「いや、自由時間欲しいのは私も一緒だからね?」なんですね。育休をとって同じ立場で、同じ育児・同じ家事をしているなら、自由時間も同じ程度ないと、不公平に感じて当然ですよね。

ただ、ママが完全な自由時間をとるためには、大前提があります。それが、

「育児を丸投げしても大丈夫な夫」になっていること。

「お腹の中でずっと守ってきた、産まれてまだ数ヶ月の赤ちゃん」を、安心して任せられる存在に夫がなっているかどうか。この信頼関係ができてなければ、ママは自由時間をもらったとしても、ずっと赤ちゃんを気にしてソワソワすることになるだけ。

だからこそ育休中のパパは、

  1. 家事や育児を丸投げされても大丈夫なレベルになっている
  2. そのうえで、妻の自由時間をしっかり確保している
  3. 妻の自由時間のあとで、自分の自由時間を確保する

この順番で自分の自由時間を考えられると、「育休中の夫に対する妻のストレス」はかなり減ると思いますよ。

夫の育休でストレスを生まない夫婦の過ごし方

ここからは、先ほどの「ストレスの理由」を踏まえたうえで、具体的にどうすれば、夫の育休中の妻のストレスを減らせるのかをまとめていきます。

夫は、出産前から家事ができるようにしておく

僕自身もそうですが、妻の産後に痛感したのは

「産後に家事を一から教える余裕なんて、妻にはない」

ということでした。

  • 体力的にも、ホルモンバランスの乱れや体の痛みで動けない。
  • 気持ち的にも、産まれたばかりの赤ちゃんを守ることで精いっぱい。
  • 時間的にも、おむつ・ミルク・だっこなどの対応に追われる。

そんな中で「洗濯ってどうやるの?」「今日の飯どうする?」などと聞かれると、妻にとってはただのストレスでしかないんですよね。「育休取るって言ったから安心してたのに、里帰り出産して実母に甘えた方がよかったわ…」なんて気持ちにもなっちゃうんですよね。

なので出産前に、

  • 家事全般を夫が数日間こなしてみる(知ってると実際にやれるは違いますからね)
  • おむつ替え・ミルク・沐浴などの手順を頭に入れておく
  • これらをちゃんとできているか妻と一緒に確認しておく

のがおすすめです。

妊娠後期のうちに、パパがしっかり練習して、妻が「これなら任せても大丈夫」と思えるところまでできていると、産後のスタートが本当に違ってきます。

家事の役割分担は「細かすぎるくらい」話し合う

家事の役割分担を、ざっくりと「家事は半分ずつやろう」や「臨機応変でいいんじゃない?」くらいに考えていると、ストレスのもとになります。

出産前に、夫が家事を完璧にできるようになっていればそれでもなんとかなるのですが、家事を完璧にできない夫の場合は「半分ずつ」「臨機応変」は、そもそも意味がわかっていないんですよね。

例えば「ゴミ出し」

  • 各部屋のゴミを集める
  • ゴミ袋をしばって、所定の場所へもっていく
  • 新しいゴミ袋をセットする
  • 常日頃から防臭や虫予防をする

これら全部まとめて「ゴミ出し」の役割です。どれか一つでも妻に残っていたら「結局、最終確認は私がやってる」となり、夫が「ゴミ出し」をこなしていることにはなりません。

なので、家事をわかっていない夫ほど、家事の役割分担は細かく意思疎通しておいた方が無難。

  • 洗濯は「洗濯機を回す・干す・取り込む・たたむ・しまう」までどちらがやる?
  • 洗い物は「食器を下げる」「水につける」「洗う」「乾かす」「しまう」までどちらがやる?
  • 掃除は毎日?何日かおき?どちらがやる?
  • 妻の体調悪い日は全部夫任せでOK?

などなど。ご家庭ごとに役割分担の内容は変わってくると思いますが、細かく決めておいて損はないと思います。

我が家も色々なパターンを想定して細かく決めておいたことで、毎日の家事・育児が全くストレスに感じず過ごせました。妻も「洗濯と洗い物はもう頭から完全に外せてるから助かってる」と言ってくれましたね。

妻の体調に合わせて、臨機応変に変える

細かく役割分担を決めること自体は大事ですが、産後の妻の体調は「毎日変化する」のが普通です。

  • 傷の痛みがひどい日
  • 悪露が多くてしんどい日
  • メンタル的につらい日
  • 急に頭痛やめまいが出る日
  • なぜかわからないけど、とにかくしんどい日

などなど。色々な理由で妻が動けない日があるのは当たり前のことです。「ちゃんと役割分担決めたんだから!」と無理に妻を働かせようとしないであげてください。

我が家も出産前は「できるだけ家事は半々で頑張ろう!」と話し合ってスタートしたものの、産後の妻が想像以上に辛そうだった為、その日その日で臨機応変に役割を変えていきました。

妻の体調が悪い日は、僕が家事・育児全般、妻は授乳と休むことに集中。
少し体調が良い日は、洗濯たたみなど軽いことだけしてもらう。
元気な日は、決めた役割分担通りにやってみるなど。

「体調が悪い日でも、この人と一緒ならなんとかなる」と思ってもらえるような行動を意識すると良いですね。

睡眠時間を確保しあう

お互いの睡眠時間・自由時間を確保することは、育休中のストレスを減らすにはかなり重要。

ただ、産後の妻は本当に体がぼろぼろの状態。一般的な7時間程度の睡眠をとったからもう大丈夫、というわけにもいきません。妻と夫が同じ程度の時間を確保しあうという意識だけでは、まだ不十分なんですね。

産後の妻のダメージも考慮した時間を確保してあげましょう。パパが「俺は5時間睡眠で平気なのに」なんて責める発言をすることのないように…。

むしろ「俺は5時間睡眠で平気だからたくさん寝てていいよ」など、産後の体調不良を考慮した言動ができると良いですね。

自由時間を確保しあう

24時間ずっと夫婦一緒にいる育休は、実は「一人になれないストレス」もかなりあるんですね。だからこそ「お互いが自由時間をとれるように考慮する」ことも大事でした。

  • 午前中は、パパが赤ちゃん担当でママの自由時間な日。
  • 夕方寝かしつけしたあとは、パパの自由時間な日。
  • 半日は友達と遊びに行ってもOKな日。

などなど。予定があるから自由時間を確保するというだけでなく、なんでもない日でも「自由時間を取らなくていい?」と確認する姿勢が、ストレス軽減につながると思います。

もちろん、先述のとおり「パパに育児を丸投げしても大丈夫と思えるレベル」になっていることが大前提ですが。

パパ・ママ・子どもで「育休を取ってよかった思い出」を増やす

もうひとつ、我が家で育休中に意識してよかったと感じているのが

「パパ・ママ・子どもの3人での思い出」をちゃんと作ること。

  • 初めての沐浴。
  • 1ヵ月検診やワクチン接種。
  • 近所をベビーカーで散歩。
  • 公園でのんびり過ごす。
  • ショッピングモールの授乳室デビュー。

などなど。初めてを家族みんなで経験する、家族みんなの思い出にすることを意識していました。これって夫が育休をとったからこそできることですよね。

あとで写真を見返したときに、一枚一枚が「育休取ってよかった思い出」になってくれます。

育休中の過ごし方で夫婦の仲は変わる!

今まであまり家事や育児をしてこなかった夫からすると、「一人で育てている人もいるでしょ。こんなに色々しなきゃいけないの?」「育休取ってるだけえらくない?」などと感じてしまうかもしれません。

でも、「産後の恨みは一生」という言葉があるように、この時期のパパの言動は、今後の夫婦関係に大きく影響します。

  • 育児に協力的じゃなかった
  • 家事も全然手伝ってくれなかった
  • 口だけ出して邪魔だった
  • 育休なんて取らないでくれた方がよかった

こんな印象を持たれたまま、今後ずっと同じ家で暮らしていくのは、正直お互いにしんどいですよね。

逆に、この時期にパパがしっかりと育児も家事も行って、ママのメンタルケアまで気にかけていれば「この人とだから乗り越えられた」という信頼関係が生まれますし、育休後にパパが仕事で忙しくなった時も支えになってくれることでしょう!

パパ・ママ・子ども、みんなが幸せに暮らしていくためにも、せっかく育休を取ったなら、「育休中は、育児も家事も全力でやって、妻のストレスをできるだけ減らしてあげる!」という気持ちでいてほしいなと思います。

まとめ

ここまで色々と書いてきましたが、正直、育休をとった夫がこれら全部を完璧にできているパターンはほぼありません。僕自身できていません。

だからこそこの記事の内容を、できるようになろうと努力するパパは、ママにとってすごく心強い存在になると思います。

全部は無理でも、

  • 「言ってくれればやるよ」を今日からは言わない
  • 今の妻の睡眠時間がどれくらいなのか考えてみる
  • 自分の自由時間と妻の自由時間のを考えてみる

そんな小さな一歩からでも、「育休中の夫がストレス」という状態は少しずつ変わっていくと思います。

これからも長い人生をともに過ごしていく関係なんですから。パパ・ママ・子どもが幸せな気持ちで暮らせるよう、できるところから頑張っていきましょう。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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